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(重要)

ランダムデータによる、半導体メモリ、SSDの
音質トリートメントについて

151208初稿


前項でSSDやHDDの音質比較をしましたが、SSDにはあらかじめランダムデータをフルに書き込んであります。これは音楽データでもかまわなくて、書き込み後データは消去して構いませんが、目次の削除だけで、ファイルの実体としてランダムデータや音楽データが媒体内をフルにみたしていることが重要です。

このように、新しい媒体は音楽データかランダムデータで一度埋めると音質がよくなります。

つまり、半導体メモリは使い始めは音質が悪く、音楽データやランダムデータを書けば書くほどよくなるものなのです。データが全領域に一度埋まると、あとは安定した音質を発揮します。

てこれは半導体メモリを音質用途として使う場合にかないまるが推奨していることですが、まだまだ知られていません。いい機会ですので説明しておきます。


きっかけ)

2010年ごろからAVアンプにUSB再生機能が付いてきたため、仕事で音楽再生に使うUSBメモリの音質が気になりました。そこで新しいメモリが近くに出現した場合、自分で購入したものは持ちなんですが、友人・知人・同僚が買ったものもその場で借用して、現在のチャンピオンと音質比較。勝ったほうを常用するようにしていました。

ところがあるとき、傾向的に古いメモリは勝負強く、新規購入品がなかなか勝てないことに気付きました。また友人から借りて結果がよかったものを自分で購入すると結果がよくないこともしばしばでした。

もしかすると新品のUSBメモリは音が悪いのかな?。そう思い、負けてしまった新品のUSBメモリをしばらく音楽転送用に使ってから再度勝負したら、簡単に勝敗が逆転しました。

そこで落選していた別のUSBメモリに、音楽データではなくてランダムデータを書き込んでみたら、これも好成績でした。

このほか、新品のメモリに同じ曲を数回繰り返して書くと、最初に書いたものの音質が次第によくなる(後から書いたものの音質がよくない) という悩みがありましたが、ランダムデータを書き込むと、この現象もほとんど気にならないか、あっても「まあいいか」という範囲でむようになりました。

なぜこのようになるのか、実は本当のところはわかっていません。原因はおそらく製造直後のメモリセルの電位が電源側かサブストレート側に偏っているからでしょう。つまりオール1かオール0に近いのだと思います。

この場合、読み出されるデータが偏っている電位に近い方が出力タイミングに近くなるので、オーディオデータが何がしかのジッタに化ける可能性が考えられます。

実際にはどうしたらよいか)

音楽用に使っているUSBメモリは、頻繁に書いたり消したりしているとすぐにデータは一周してしまいます。ところが大容量のメモリやSSDは、使い始めてからよくなるまで待つのも辛いものです。

そこで次のふたつのトリートメント方法をご紹介しておきます。

方法1)
サーバなどに溜まっている音楽データを、新媒体に無駄にコピーして一度全領域を埋めてしまい、削除するということです。データを削除しても消えるのは目次だけで、データ領域にはデータは残っているので、半導体的にはニュートラルになります。

方法2)
音楽データの変わりにランダムデータを書いても音質がよくなります。この目的のためにかないまるはディスクフリースペースクリーナーというソフトを推薦しています。



このソフトは本来はHDDなどを廃棄するときに空きスペースにランダムデータを書き込んで、元のデータを読めなくする目的のものです。使っていない部分にランダムを書き込むだけなので、フォーットと違い安全な作業です。


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